「罫線って、どんな線ですか?」って問われて答えられますか?
英語ではa ruled lineと書き、意味は“規制された線”である。 これを“罫線”と翻訳したのである。 どうも、正しい翻訳とは思わない。 そこで、私はあえてこれを“表”と言うことにしている。 罫線を表と理解すると全て解決する。 じゃあ、今回の講義はこれまで。 エッ、チョット待て? もっと、話をしろ? 解った、解りました。 それでは、[罫線]-[罫線を引く]をクリックしてください。 すると、罫線のツールバーが出てきて、カーソルは“鉛筆”になっている。 そのまま、クリックしてドラックすると、ホラ、長方形が書けたでしょう。 ついでに長方形の左の線に合わせて、右の線までドラックしてみてください。 横線(罫線)が引けたでしょう。 同じ要領で縦罫線を引いてみてください。 縦線と横線を何本か描いてみてください。 これで、あなたはどんな表も作れるのです。 カーソルが“鉛筆”になったままで困る。普通のカーソルに戻したい? OK。 ツールバーの“鉛筆”をクリックするだけで元に戻りま~す。 表の大きさを変えたい? OK。 カーソルを『書いた表』の上に置いてみてください。 すると、表の右下に小さな四角が現れる。 その四角の上に、カーソルを載せ、そのままドラックしてみる。 表の大きさが思いのままに変わるのが実感できるでしょう。 消しゴムは何のために使うの? OK、説明しましょう。 まず、消しゴムをクリックしてください。 カーソルが消しゴムに変わりましたか? 消しゴムを線の上に乗せて、クリックしたら、その線はなくなったでしょう。 その瞬間、表の形が変わったのに気がつきましたか? これは、セルが結合したののです。 セルなんて、余計なことを言ってすみません。セルは線で囲まれた四角のことです。 セルが結合されると、二つのセルの性質は、左あるいは上のセルの性格を受け継ぎます。 セルの結合をせずに、罫線の線だけを消したいと思っている人がいるでしょう あなたですか? もっと、近くに寄って。この線まで。 その場合は、罫線ツールバーの“線の種類”を『罫線なし』とし、 “鉛筆”をクリックする。 そして、消したい線をクリックする。 そうすると、線だけが消えたでしょう。 実は、表は“グリッド”と“罫線”の二つでできているのです。 表の仕切りは“グリッド”で決めており、 表の中の線を消したり、線の種類・色・太さを決めるのは“罫線”なのです。 鉛筆で線を引くときには、グリッドと罫線が同時に描かれる。 消しゴムでは、その二つが同時に消えてなくなる。 線の種類の“罫線なし”を選んで、“鉛筆”で書くと、 グリッドに乗った罫線が消えてなくなるだけで、グリッドはなくならない。 実は、グリッドという概念はほとんどの人が気づいていないのです。 グリッドとは基本的な構造を決めるもので、 罫線は装飾と思ったほうがいいでしょう。 “家”で考えると、グリッドは敷居や壁で、罫線はふすまと障子。 消しゴムで線を消すということは、敷居や壁を取り払い、1つの部屋にしてしまうこと。 罫線なしの場合は、ふすまと障子を取り払いうだけで、いかにも、 仕切りが見えないようになっているが、仕切りは、しっかりと残っているのです。 消しゴムで、 「私とあなたのグリッドを取り払いたい」とは、一体どういう意味? 消しゴムで、自分の過去を消し去りたい? もしもし、チョット、テーマが違うんですけど・・・
by pocodayo
| 2004-11-17 14:53
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